PR

Z世代を応援したいゆとり世代

哲学、自己啓発
Raam GottimukkalaによるPixabayからの画像

事の始まりは「Z世代ってなんだ?」という単純な疑問でした。 恥ずかしながらこの疑問を抱いたのは数年前でありながら、それを詳しく調べる行為を今日まで怠っていました。

「Z世代が私(30代)より若い人を指すんだな~」という漠然とした認識はありましたが、言葉の由来やその現状がどういったものなのか興味が及んでいなかったのです。 遅ればせながらZ世代の語源(アメリカで定義された言葉であること)と、各メディアやコンテンツを通して若者を取り巻く現状の一端を把握できたので発言させて頂きます。

結論から言えば「めちゃくちゃ気持ち分かる」というのがゆとり世代の一員である私の意見です。

全てのZ世代の方々がメディアやインフルエンサーの伝えるように、
目標が無く・向上心を持ち合わせず・やる気が欠如し・無気力・怠惰であると断ずる気は一切毛頭ありません。

実際に私の知り合いであるZ世代の友人は勉学に意欲的に励み、余った時間でVALORANT(オンラインゲーム)をする至って健康的な人だからです。 ですが、友人は珍しいケースで基本的に無力感やただ楽に生きていたいだけの若者が多いのが現状なんだと思います。
(誰を隠そう私がそうだった時期がありましたので・・・一緒にされて迷惑だったらごめんね)

今にして思えばその傾向はゆとり世代である私達の頃から数を増やし続けていたんだと思います。

その理由はインターネットの発達が大きな要因でしょう。
私が中学生の頃にパソコンを使えるようになってから親や身近な友人達という、クローズドコミュニティだけで構成されていた世界が文字通りワールドワイドに広がったのです。

私だけに限らずこれは世界中に起きていた現象であり、それは人類の知見と技術の発展に大きく貢献したのは間違いないのですが、同時に誰でも何でも見れる世界を生み出してしまった

制限のないことは自由の体現であり多様性を重要視する今の社会には適してる。
ネット(SNS)の発展は一見良いことしかないように思われますが、あなたは常に見知らぬ他人の意見と価値観、その成功と失敗の定義を植え付けられる事になります。

学校の先生がなんと言おうと、両親や兄弟が語り掛けようともそれを押しつぶすだけの情報をあなたは獲得できる。

そして、それ等の価値観は毎日のように伝えてくる
社会的な立場を築けない人間に価値は無いと。

学校で行われる勉学・スポーツに優れた才能を持ち得なければあなたに価値は無い
インターネットで「いいね!」や再生数を稼げる才能を持たなければ価値は無い

誰も直接は言いません、ですが流れてくる情報の波は遠回しにあなたに伝えてくる。

そうした情報に晒され続ければ成功のハードルは果てしなく上がり、頂きを目指す行為に疲れてしまう。 疲れるという事はこれ以上動きたくない、楽に生きたい、頑張りたくない、という感情に行き着く。

だからこそ静かな退職が流行るんでしょう。
自分にも世界にも期待しない、積極的になりたくない、なれる力もない、と本人は感じてしまっているからです。 ある意味Z世代のみなさまが遭遇している現実は必然と言えるかもしれません。

ゆとり世代の私達でさえ同じように
「どうせ給料も上がらないし環境も変わらない、誰も変えようと動かないんだからそのままでいいよ」

このようにある種の諦めに近い感情を持っているのだから、更に発展したデジタル社会に身を置く方々の絶望は計り知れません。 ではそのまま停滞していればいいのか?と問われればそれも一つの答えだと思います。リスク・リターンを考えて行動の材料はネットから沢山集められますからね、その結果が停滞であるならそれも一つの選択だと尊重したいです。

ですが、敢えて詭弁ではない私の本音を話させて頂けるのなら、もっと良質な情報に触れた方が良いのではないか、とは思います。 それは有名なインフルエンサーを見て勧められている情報商材を買いなさい!とかそういう話では無く。

現在の社会が形成されるに至った正しい価値観。法律や道徳心がどういった偉人達の功績・思想の元に作られてきたのか、デジタル技術が発展する以前から人々が大切にし伝えられてきた叡智があります。
これ等を良質な情報とこの場では定義させて下さい。

良質な情報は本を通すことで得る事が出来ます。

なので結論を言えば本を読みましょうが私の答えなんですが、ゆとり世代を含めTiktokやショート動画で短期的な快楽を貪り続けた世代に本はあまりにもハードルが高い。

なので最初に手を付けるなら音声学習が手軽なコンテンツとしておすすめです。

金銭を掛けたくないのであれば、
Youtubeの本要約動画・ベストセラー本の感想を述べている動画が10分ほどで手頃です。
分かりやすいところから入るのは王道の手段、今は動画が超簡単に見れる時代だからデジタルに生きるべし!

ただ要約系の動画はあくまでもこれは入門法ですね。 なぜなら要約された動画は投稿者の思想が介入した二次情報であるからです。幾ら高名なインフルエンサーであろうと発信している動画の内容はインフルエンサーの方が読んだ感想であり、本来の本が伝えたい情報の全てでは無いからです。

であれば結局本を読まなくてならないのでは?
安心してくださいもう一段階踏めるステップがあります。

この世に存在している本の読めない人に向けた最強のコンテンツ、
それはAmazonオーディオブック Audibleです。

なぜ最強のコンテンツなのか?
その理由は業界最王手であるAmazonが雇ったプロの声優さんが、
誰にでも分かるように丁寧に本の内容を読み上げてくれるからです。

UnsplashのDaniel Romeroが撮影した写真

読み上げてくれるという事は物理的に手に持つ必要も読む必要も無い、
あなたはスマホをポケットに入れてイヤホンをしながら日常の物事をこなすだけで常に良質な情報が流れ込んでくる。

選び取った作品がベストセラーであったりレビュー数が一定量で4つ星以上なら、
高い確率で多くの本を愛読する方々から評価された至高の作品です。

私がおすすめしたい至高の一冊は
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣(原題:Atomic Habits)です。

この本を読めば(聴けば)モチベの有無でやるべき行動を決めるという幻想は砕け散ります。
才能の有無に関わらず日々の習慣があなたを形作る。

誰があなたにどんな価値観を埋め込もうとしても、それを無視して良習慣をやり続ける事であなたは今と違う段階に辿り着けます。習慣の重要性を説くと本筋と逸れてしまうのでこの位で切り上げさせて頂きますが、情報が多い現代の最前線を生きるZ世代の方々こそ良質な情報に触れることが大切だと思います。

良質な情報を元に自らの幸せという定義を築き上げて下さい。
そうすればあなたは自分の思う満足な人生を送れるはずです。
その幸せが社会的な成功を目指す事と繋がるならその時に頑張ればいい、それだけの話だと思います。

長く語らせて頂きましたが一人でも人生に悩む若い方々が苦悩から解放されることを願っています。
お互い無理せず自分のペースで頑張りましょう、私も精進していきます。

ほなまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました